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Mami Nakanishi

記憶とは香りのようなもの

香りによってふとある記憶が

思い起こされることはありませんか?


香りは直接

記憶に働きかけるらしいですね。


あの懐かしさや

あの温もりや

あのムードや

あの感情が

一瞬にしてよみがえる。


失われた時を求めてで有名な

プルースト現象


そして


私たちの脳には

不思議な力があります。


ないものをつくりだす


無意識に何かを知覚し、

足りない部分を予測して脳が補います。


目を閉じてありありとイメージしてみると

そこにはないものが見えたり、

ない音を聞いたり、

ない香りが漂ってくる。

実感するのです。


« Le souvenir,c'est comme un parfumde l'objet aiméqui lui survit et s'attacheà notre âme,comme le parfum d'une fleurs'attache à nos mainset continue de nous rappelercette fleur alors qu'elle n'est plus. »
George Sand

「記憶は、愛するものの香りのように、

私たちの魂に付着し、生き続ける。


手についた花の香りが

そこにはもうないのに


その花をいつまでも

思い出させ続けるように。」


そして


私たちは

誰でも

催眠状態では

このようなことを

意図的に作り出して

実感することができるのです。



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